氏 名 吉田 直広(よしだなおひろ)
生 年 月 日 昭和35年5月
住 所 浜松市中央区
写 真 直広さん(本人)
順代さん(妻)
市内中央区 吉田直広です。昭和35年中央区松城町で生まれ、今年65歳になりました。家族は妻と県外に住む娘と息子で、娘は文化振興の仕事と絵画を描くことを生業とし、息子は自動車関連企業の会社員です。。
私は、高校卒業後都内の大学に進学、在学中に父が亡くなりUターン就職は自然な成り行きでした。設立間もなかった自動車用の小型モーターを製造するアスモ株式会社(湖西市)に入社し、主に人事畑を歩みました。時代的に自動車に搭載されるモーターの増加やカーメーカーのグローバル展開と重なり、急速な事業成長を体感しながら刺激的な会社生活を送ることができました。
アスモは、2018年に親会社のデンソーと事業統合となり、現在はデンソーの湖西製作所となっています。私は、愛知県刈谷市にあるデンソーのグループ会社にご縁をいただき、片道2時間かけて通勤しています。
芳蘚寺さんには、父が亡くなった際に親族が持つお墓を移管されて以来 45年お世話になっています。吉田の家系は、明治時代に東北本線開業工事で福島県工区を浜松の土木組合が請け負い、現地採用された曾祖父が浜松に移り住んで、浜松の女性と家庭を持ってこの地に縁ができたそうです。お墓には先祖のお骨も数柱納められていて、吉田家が明治の頃から100年を超えてお寺にお世話になってきたことが伺えます。
現在勤めている会社は、障がい者が120人勤務しています。障がい者の社会参加は課題が多いですが、親鸞聖人の説く他力本願は様々な縁を得ることの大切さを言っていると受け止め、これからもいろんなご縁を得ながら、障害がある方たちの就労機会の拡大と活躍を支援できるよう、引き続き尽力していこうと思います。